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難聴はどうすれば治りますか? | 耳鼻咽喉科 渡辺医院
院長の耳鳴り外来はしばらくの間、休止とさせていただきます。大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
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難聴はどうすれば治りますか?

ご相談者様

私は60代ですが、以前と比べて、耳の聞こえが悪くなったように感じます。仮に難聴だとして、治すにはどうすればいいのでしょうか。

  • 耳の聞こえが悪くなる原因は様々ですが、おっしゃるように、ここでは難聴として話を進めましょう。まず、あなたの年齢から可能性が高いと考えられるのは、加齢に伴う老人性難聴ですね。

  • ええ、私もそう思っています。

  • それは突発性難聴ですね。原因不明の突発性難聴は、比較的若い人にも急に起こる難聴です。治療では、内耳の炎症を抑えるステロイド剤や、血液循環を良くする血管拡張剤などを投与しますが、元どおりに聞こえるようになる確率は3分の1ぐらいと言われています。治療が遅れるほど回復までの時間がかかり、完治もしにくくなります。できれば症状が発生してから48時間以内、遅くとも2週間以内に治療を始めるべきだとされているのはそのためです。

  • よくわかりました。どうもありがとうございました。

  • 難聴には、老人性難聴のように内耳や聴神経の障害で起こる「感音性難聴」と、外耳や中耳などの障害が原因になる「伝音性難聴」があります。原因によって治療のしかたが異なりますが、伝音性難聴の場合、薬や手術で原因が治れば、聴力の回復も期待できます。また、内耳の機能は正常なので、伝音性難聴でも補聴器は有効です。

  • 「早めに治療しないと危険な難聴がある」と聞いたことがありますが……。

  • もし補聴器を使われるとしたら、耳鼻科で診断を受けて、自分に合った補聴器を作ってもらってください。合わない補聴器だと効果が得にくいだけでなく、快適に使えないことから使用をやめてしまう人も多いのです。それでは本も子もありません。

  • わかりました。耳鼻科の先生に相談してみます。ちなみに、同じ難聴でも、老人性難聴以外だと治療法が違うのですか?

  • おっしゃるとおりです。そこで老人性難聴だとすると、治療のキモは、できるだけ今の聴力を維持すること。対処法として私が主におすすめしているのは、補聴器の使用です。残念ながら、加齢によって低下した内耳や聴神経の機能を、若い頃のように回復することはできません。しかし、補聴器で聞こえをよくして、一定の聴力を維持することは十分に可能です。

  • それでは、私も補聴器の使用を考えてみようかな。その場合、どこに行けばいいんですか?

  • 聞こえにくさを感じるのは両耳ですか、それともどちらか一方ですか?

  • 両側です。これも老人性難聴の特徴ですよね。

まとめ

・老人性難聴の治療の肝は、今の聴力を維持すること
・難聴の治療には補聴器が使われるのが一般的
・突発性難聴なら、早めの治療が必須

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