高音性耳鳴りと
低音性耳鳴り
高い音が響いているように聞こえるのが「高音性耳鳴り」、耳の中で低い音が鳴っているように聞こえるのが「低音性耳鳴り」です。
「キーン」とか「ピーッ」という高い音が聞こえる
金属音や電子音のような音が聞こえる高音性耳鳴りは、耳をふさぐと耳鳴りが大きく聞こえるのが特徴。 聴力検査を行うと、高音部の聞こえが悪くなっています。 原因としては、加齢による「老人性難聴」や、騒音のする職場で働き続けていると起こる「騒音性難聴」(職業性難聴)などが考えられます。
「ブーン」とか「ゴーッ」という低い音が聞こえる
このような低音性耳鳴りは、耳が詰まったような感じを伴い、気圧が急に変わったときや、ストレスがたまったときにも起こりやすい症状です。 危険な病気が潜んでいることはまれですが、実際に「中耳炎」や「耳垢塞栓」を起こして耳が詰まってしまっている場合もあります。 また、「メニエール病」や「突発性難聴」も低音性耳鳴りの原因になります。
検査の方法

■ ティンパノンメトリー(ティンパノグラム)

■ オーディオグラム(純音聴力検査)