音響療法
耳鳴りは、ほかの音に紛れると目立たず、気にならなくなる傾向があります。それを応用した耳鳴りの治療法が「音響療法」です。消えない耳鳴りの本格的な治療としては、外すことのできない重要なものです。
音響療法は、あえて音のある環境を作って、相対的に耳鳴りの感じ方を軽くし、その状態に慣れていく治療法です。
たとえば、患者さんが感じている耳鳴りのレベルが「10」だとしましょう。そこへ、別の「8~9」レベルの音を流すと、「10」ある耳鳴りの音を「1~2」程度にしか感じなくなるという理屈です。
渡辺医院の音響療法
当院では、音響療法を日常生活の中で取り入れることもおすすめしています。
軽い耳鳴りの場合は、静かな部屋で過ごすよりは、テレビやラジオなどの生活音を流しておくことで耳鳴りの音が気にならなくなり、快適に過ごすことができるのです。その際、BGMは耳鳴りが少し聞こえるぐらいに調整して、耳を慣らしていくのがポイントです。
こういう音への慣れを応用したのが音響療法です。現在では、耳にレシーバー状の器具をかけて、患者さんにだけ聞こえる音を流す方法が定着しています。
以前は、「マスカー」という器具を使うマスカー療法が一般的でしたが、当院では、特殊な補聴器であるサウンドジェネレーターを使うTRT療法で治療を行っています。
検査の方法

■ ティンパノンメトリー(ティンパノグラム)

■ オーディオグラム(純音聴力検査)