耳鼻咽喉科 渡辺医院

医療法人 社団一医会 耳鼻咽喉科 渡辺医院

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2018年10月31日

めまいのタイプとその原因

めまいの原因となるのは、主に耳か脳血管のトラブルです。
そこでめまいのタイプごとにどんな病気が原因となり得るかを大まかに分けてみましょう。

回転性めまい

自分や目の前のものがグルグル回転する「回転性めまい」は、耳の病気によっても脳の病気によっても引き起こされます。
代表的な耳の病気としては、内耳のリンパ液が増えすぎる「メニエール病」、突然耳の聞こえが悪くなる「突発性難聴」、平衡感覚を司る前庭神経に炎症が起こる「前庭神経炎」などがあります。
脳の病気としては小脳や脳幹に起こる「脳梗塞」や高血圧、動脈硬化に伴う動脈の血流の悪化が挙げられます。

動揺性めまい

頭や体がフラフラする動揺性めまいの原因は、回転性めまいの原因とほぼ同じものです。
ただし、歩くときにふらつくケースでは、脳の障害がより強く疑われますので、その意味では怖いめまいだと言えます。
注意したい脳の病気としては、小脳や脳幹で起こる脳梗塞のほかに、前庭神経や蝸牛神経にできる「聴神経腫瘍」があります。
聴神経腫瘍によって引き起こされるめまいでは、歩くとフラフラすることに加え、片側の耳の調子が悪くなるのが特徴です。

浮動性めまい

フワフワと浮くような感じがする浮動性めまいは、体調が悪いときに起こりやすい症状です。
よって、浮動性めまいがあるだけで、特定の病気を疑う性質のめまいではありません。
風邪や貧血が原因となったり、体力の低下や自律神経のバランスが乱れているときにも起こります。

立ちくらみ、眼前暗黒感

急に立ち上がったときにクラっと立ちくらみがしたり、立っているときに目の前が暗くなって意識を失ってしまうこともあります。
これは低血圧の方や子どもに多く見られる「起立性調節障害」です。
起立性調節障害は、異常が発生している部位を特定できない障害ですが、主な原因は血圧の低下や貧血による脳への血流不足です。
起立性調節障害の子どもは、立ちくらみのほかにも様々な症状を訴えるので、一人ひとりに適した治療を行うことが重要でしょう。

動揺視

めまいには、原因が耳や聴神経にはなく、さらに脳でもないというタイプも存在します。目や視神経のトラブルによって起こるものです。
自分がふらついている感じはそれほど強くないが、動いていないものが揺れて見えるという症状が表れることがあります。これは「動揺視」というめまいの一種です。
原因となる病気として、脳腫瘍(眼窩腫瘍など)や心臓病が疑われます。
放っておくと非常に危険ですので、すぐに医師の診断を受けてください。

また、目が原因のめまいとしては、目の疲れによって起こる「視性めまい」もあります。
こちらは仕事で目を酷使する状態が続いたときに起こることが多く、日常的にパソコンやスマートフォンの画面を見る機会が多い方は注意が必要です。

渡辺医院院長 渡辺繁

東大病院耳鼻咽喉科助手、JR東京病院勤務を経て1988年に渡辺医院開業。日本耳鼻咽喉科学会専門医。日本耳鼻咽喉学会・日本めまい平衡医学会所属。

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