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耳鼻咽喉科 渡辺医院

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2018年9月19日

耳鳴りを予防・改善する生活習慣【④リラックス編】

耳鳴りは、生活習慣によってある程度は予防・改善することができます。
不規則な生活を送っている人と、規則正しい生活を送っている人では、どちらが体調を良好な状態に保てるかは、明らかでしょう。

それでは、耳鳴りを予防・改善する生活習慣について、“リラックス”という観点からみていきましょう。

自分の生き方に向き合ってストレスをコントロール

「苦痛を感じる脳」を過敏にしないためには、「外からのストレス」をうまくコントロールすることも必要です。

医学的に外的ストレスと言うと、暑さ寒さや衛生面などの環境要因を指すのですが、ここで言う「外からのストレス」はもっと一般的な意味で、家庭、仕事、人間関係などから受ける精神的ストレスのことです。

生活面で問題を抱えていると、不安やイライラを感じたり、体が緊張してよく眠れなくなったりすることがあります。
その精神的ストレスも耳鳴りを悪化させる要因になるので、できるだけ軽減することが耳鳴りの改善につながります。

家庭、仕事、人間関係などの問題がうまく解決できれば、耳鳴りが消えることもあります。
しかし普通は、簡単にはいかないから悩むわけです。

患者さんと医師が、カウンセリングでストレスとの向き合い方について話し合うこともあります。

解決法はさまざまですが、同じ状態でもストレスが軽くなるよう、考え方と向き合っていくケースがよくあります。

耳鳴りが、物の考え方を見直すきっかけになることも少なくありません。

リラックス効果の高い入浴法で心身を癒す

1日のリラックスタイムと言えば、まずお風呂が思い浮かびます。
そして、湯船でゆっくり温まることは、耳鳴りの予防、改善にも役立ちます。

まず、全身の血行がよくなるので、内耳の代謝をよくする「物理療法」としての効果が期待できます。
同時に、リラックスすることで1日のストレスから解放され、自律神経系を落ち着かせることができます。

リラックス効果の高い入浴法としては、「半身浴」もポピュラーですが、ここでは一般的に望ましいとされる入浴法をおさらいしておきましょう。

まず、10~15分、湯船につかるようにすること。そのために、お湯の温度は38~40度を目安にしましょう。
熱いお湯を好む人もいますが、42度ぐらいの高温だと長くつかれませんし、一瞬さっぱりしても神経が緊張してしまいます。

入浴効果を高めるため、入浴剤を活用するのもおすすめ。
体の緊張を取るには血行促進作用のある入浴剤、ストレス解消には好きな香りの入浴剤が効果的です。

入浴中に音楽を聞いたり、照明を落として瞑想したりしても、ストレスをコントロールする効果が高まると思います。

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