耳鼻咽喉科 渡辺医院

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2018年4月13日

音はこうして聞こえている ~耳のつくりと聞こえるしくみ~

耳鳴りは、なぜ、どこから、どうやって聞こえているのか。
それを知るためには、「耳のつくり」と「聞こえるしくみ」を理解する必要があります。

本コラムでは、意外と知られていない耳のつくりと聞こえるしくみについて詳しく解説し、耳鳴りと耳の関係性をひも解いていきます。

外からは見えない耳の構造

まず、耳とはどんな構造をしているのでしょうか。
耳は、外耳・中耳・内耳によって構成されている器官です。
一般に「耳」と呼ばれ外から見える部分が外耳で、耳の穴から顔の中心に向かって中耳・内耳と続いています。

私たちが普段聞いている音は、そのまま「音」として聞こえているわけではありません。
目に見える耳のさらに奥にあるさまざまな器官が機能し、音として認識されているのです。

それでは音が聞こえるしくみを詳しくみていきましょう。

音は脳が聞いている

蝸牛

音は一体どこで聞き取られているのでしょうか。

音を聞くために重要な役割を担っているのは、内耳にある「蝸牛(かぎゅう)」という器官。
「蝸牛」は、カタツムリのような少し変わった形をしており、中はリンパ液で満たされています。外耳から入ってきた音の振動によってリンパ液が揺れ、この揺れが電気信号となって脳に伝わることで「音」が認識されるのです。

もう少し詳しく、音が聞こえるしくみをみてみましょう。

音が聞こえるまでの道のり

音が聞こえるまでの道のり

音を聞き取る耳の機能は、「伝音系」と「感音系」に分類できます。

伝音系は簡単にいうと、音を集めて感音系に伝える役割。
まず外耳から音が入り、鼓膜を振動させます。この振動が、耳にある耳小骨(じしょうこつ)という小さな骨によって増幅され、感音系に伝わっていくのです。

一方、感音系は伝わってきた振動を電気信号に変換し、入ってきた音がどんな音なのかを認識する役割を果たしています。

先ほど説明した内耳の蝸牛によって作られた電気信号は、脳幹→間脳→大脳聴覚領野の順で伝わっていき、音として認識されるのです。

多くの人を悩ませる耳鳴りのほとんどは、この感音系に発生した何らかの障害が原因だといわれています。

耳鳴りを引き起こす病気とは?

耳鳴りの原因となる病気は、ざっくり分類すると5種類あります。

①外耳の病気……耳垢栓塞や外耳道炎、外耳道狭窄など。
②中耳の病気……耳管狭窄症や滲出性中耳炎、急性・慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎など。
③内耳の病気……メニエール病、突発性難聴、騒音性難聴、老人性難聴など。
④聴神経・中枢感覚路の病気……聴神経腫瘍、脳梗塞、脳出血など。
⑤その他……心因性のもの、更年期障害や薬物中毒など。

上記以外にも、耳鳴りを引き起こす病気にはさまざまなものがありますし、検査をしても原因が特定できないこともあります。

あなたの耳鳴りは心配のいらないものかもしれませんし、もしかすると重大な病気の前兆であることも考えられるのです。

万が一の可能性もありますので、「耳鳴りかな?」と感じたら、自分で判断することなく、耳鼻科に行って医師の診断を受けてください。

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